jpals Rodoku Night

「初夏の「朗読ナイト」

昨年5月にJCCCにて開催され好評を博したjpals、語りの会共催の「朗読ナイト」が今年6月25日(金）に、JCCCに帰ってきます。

日本語の持つ語感を楽しみ、自分が感動した小説やエッセイを皆で分かち合う夕べです。どなたでもご参加ください。入場無料。

　さて、今回は、淡い憧れから、深くて暗い河にまでたとえらえる男と女の性のお話がそろいました。田辺聖子著「嫌妻権」を、ポドロスキー嘉納もも（社会学者）さんが朗読します。軽やかな関西弁がかもしだすユーモアを満喫してください。

　吉本ばなな著「ムーンライト・シャドウ」を、オーソドックスなベテラン朗読家の前川威男（JSS会長）さんが抜粋して読み聴 かせます。

　そして、この度、新著「日本人の国際結婚」を日本で上梓したサン

ダース宮松敬子（作家）さんに、戦後の銀幕のスターであり、国際結婚者にとっては大先輩でもある岸恵子著「巴里の空はあかね色」の一節を披露していただきます。

　そして、その作品に対する思いを朗読者一人ひとりに語ってもらいます。司会は、ギターと歌を交えて田中裕介（語りの会）が担当します。小椋佳作詞/井上陽水作曲「白い一日」は、「真っ白な陶磁器を眺めては飽きもせず、かといって触れもせず・・・」と無垢な恋心をなぞり、能吉利人作詞「黒の舟歌」は、越すに越せない男女の間の深い溝を「それでも今夜も舟を出す」と求め続ける男女の性（さが）を歌い上げます。途中で休憩を挟んでお茶と茶話をお楽しみください。

日時：２０１０年６月２５日　午後7時から午後9時まで
場所：日系文化会館
入場無料。要、申し込み。お申し込みは日系文化会館受付、416-441-2345までどうぞ。
企画：「語りの会」
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