日本語教育講習会第三回：2月22日（日）12:30pm-4pm

日本語大好きの皆さん、

明けましておめでとうございます。というには少し日がたちすぎましたが・・・。今年もよろしくお願い致します。早速ですが既に皆さんのカレンダーには印が入っていると思いますが、小室先生から今年の演題等が下記のように届きました。漢字の勉強というトロントでは極めて珍しい勉強会になります。万難を排してご参加下さい。

亦例のごとく、資料のお準備等の為に２／１８までに必ずお知らせ下さい。プリントに過不足が無いようにするためです。
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●日本語教育講習会第三回：2月22日（日）12:30pm-4pm

◇漢字の学習を楽しくする
◇小室リー郁子先生(トロント大学日本語プログラムコーデイネータ)
◇日系文化会館会議室
◇参加費：新移住者協会会員：$3、非会員：$5
◇問い合わせ：長石905-475-7173 / tackmy@aol.com
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小室先生からのお知らせを以下に貼り付けます。

タイトル：学習者中心の漢字教育

三千三百年程前に中国で生まれた漢字は、仏教をはじめとする大陸文化とともに日本に入ってきて以来、独自の変化を遂げてきました。その形や意味において元の漢字からかけ離れてしまったものも少なくありません。戦後は、国の国語政策・文字政策の下に、「使う」漢字、「使える」漢字が制限されてきたという歴史もあります。今回の勉強会は、「書く」ことがもっぱら「打つ」ことになった私たちの言語生活の現状を踏まえながら、多様な言語背景や目的を持つ学習者に応じた漢字教育について考える場としたいと思います。

前半は、空前の漢字ブームと言われる日本での漢字をとりまくさまざまな事象について概観したあと、漢字教育に関する本や、簡単にできる教材案をご紹介します。後半は、中国語を母語とする学習者への漢字教育に焦点を絞って、私たち日本語教師がやってしまいがちな思い込みや勘違いについて、具体的なデータと例をお見せしながらお話ししたいと思います。

以上、

長石　芳尚、
ＮＪＣＡ