【航空情報】日本の新型コロナウイルスの水際対策が４月２８日で終了

Nissin Travel Service (Canada) Inc. 提供

１.　日本の新型コロナウイルスの水際対策が４月２８日で終了

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１. 日本の新型コロナウイルスの水際対策が４月２８日で終了

5 月 8 日より、新型コロナウイルスの位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」への引き下げが正式決定したことを受け、3 年に及ぶ水際対策が 4 月 28 日で終了する運びとなりました。
これにより日本入国時の「ワクチン接種証明書(3 回)」及び「出国 72 時間前の陰性証明書」の提出が 4 月 29 日午前 0 時以降不要となり、従来入国時に利用していた「Visit Japan Web」においても、「検疫手続(ファストトラック)」ボタンが削除されることになりました。
※Visit Japan Web の「税関申告」機能は引き続き継続されます。
一方、5 月 8 日以降は新たな感染症の防疫を目的として、ウイルスの遺伝子情報を収集し解析する「感染症ゲノムサーベイランス」を導入することが発表されています。「感染症ゲノムサーベイランス」はイギリスやドイツなど多くのヨーロッパ諸国が強化している取り組みで、脅威となる感染症の経路や病原体の変異速度、状況の監視を目的としています。5 月 8 日より同システムを成田・羽田・中部・関西・福岡の各空港で導入し、入国時に発熱や咳などの症状がある渡航者に対し任意でゲノム解析を用いた検査を行うことで、直接の感染抑止からウイルスの監視へ方針の転換がなされることとなります。
新型コロナウイルスの有症状入国者に対して実施されている入国時検査及び陽性判明時における施設等での療養は 5 月 8 日午前 0 時まで継続され、それ以降は感染症ゲノムサーベイランスに切り替えられるかたちとなります。

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